学べる子ども塾のスタッフを紹介します。

山根樹生(やまねみきお)

・元小学校教員(学年主任・理科主任など歴任)
・佐野市出身。佐野高校、埼玉大学教育学部卒
・三姉妹の父


教育との出会い 〜“応援される喜び”を原点に〜

高校時代、佐野高校の選手として大澤駅伝に出場した際、地元の人にたくさん応援していただきました。
佐野高校は地元枠としての出場でしたので、全国の名門高校との差は大きく、ダントツの最下位でした。
それでも、沿道からは

「誰かに応援されている」と感じられることが、こんなにも力になるんだ。
そんな原体験が、いつしか「今度は自分が、誰かを応援する人になりたい」という想いにつながっていきました。


教員としての日々 〜子どもと一緒に“走る”喜び〜

授業づくり、保護者対応、行事準備…どれも大変な毎日でしたが、それでもやっぱり、子どもが目を輝かせる瞬間に立ち会えるのがこの仕事の最大の喜びでした。

特に理科の授業では、子どもたちが「なんで?」「すごい!」と目を輝かせてくれる瞬間が好きで、身近なものを使った実験や自然観察など、ワクワクする学びを大切にしてきました。


教室の外で出会った“世界”と“人”

少し変わった経歴かもしれませんが、教員になる前には、ゲストハウスのスタッフとして働いていたことがあります。
国内外から来る旅人たちと語り合うなかで、文化や価値観の違いに触れ、人として大切にしたいものが広がったように思います。

また、大学時代には自転車で日本一周をした経験もあります。
小さなトラブルの連続でしたが、地域の人との出会いや景色に励まされ、「人ってあったかいな」と実感できた旅でした。

この経験が、私に「人に寄り添う」という姿勢を育ててくれたのかもしれません。


父として、教育者として、子どもたちの応援団に

毎日の子育ての中で、「できた!」と喜ぶ瞬間、「これって何?」と知りたがる瞬間、子どもって本当にたくさんの感情を抱えながら成長していくんだなと感じています。

親として、そして教育者として、私の願いは一つ。
「どんな子も、心から応援される経験をしてほしい」ということです。

うまくいくことも、うまくいかないことも、子どもたちにとっては大切なプロセス。
だからこそ私は、一人ひとりの個性に寄り添いながら、伴走し、励まし、背中を押す存在でありたいと思っています。


⚾ 趣味について:アクティブに、自然に触れる時間を大切に

私の趣味はキャンプとスポーツ観戦です。
自然の中でぼーっと火を眺めたり、子どもたちとご飯を作ったりする時間は、まさに「癒やし」です。
また、野球やサッカーの試合を見るのも好きで、「応援する」ことって、実は人生そのものかもしれないな…と思ったりもします。


💬 保護者の皆さまへメッセージ

お子さまの学びや成長には、家庭と教室の両方からの応援が欠かせません。
私たちスタッフも、保護者の皆さまと一緒に「チーム」でお子さまを支えていけたらと思っています。

どんな小さなことでも、ぜひ気軽に声をかけてください。
これからどうぞ、よろしくお願いいたします!

関野健太(せきのけんた)

みなさま、こんにちは。
スタッフの健太です。
生まれ育ったこの地で、子どもたちと再び関わることができることを心から嬉しく思っています。

このページでは、私のこれまでの歩みや教育への思いを、少し詳しく紹介させてください。
お子さまと保護者の皆さまに、少しでも安心していただけたら幸いです。

教育の道へ進んだ理由

振り返ると、私はこれまで本当に多くの“良い先生”に出会ってきました。
小学校から高校まで、どのステージでも、自分を見てくれ、支えてくれる先生がそばにいてくれました。

その先生たちに共通していたのは、知識を教えるだけでなく、一緒に笑ったり、悩んだり、感動を分かち合ってくれた”伴走者”のような存在だったということ。勉強や部活のことから、友人関係やキャリアのことまで、なんでも親身になって聞いてくれた先生たちのおかげで、今の自分があると感じます。
「先生って、すごいな」「先生たちがしてくれたように、自分も子どもたちの”伴走者”になりたい」──そんな気持ちが、私を教育の道へと導いてくれました。

教員として過ごした6年間 子どもと共に歩んだ日々

大学卒業後、小学校の教員として6年間働いてきました。
3年生から6年生まで、さまざまな学年の担任を経験することができました。また、体育主任として、陸上部・駅伝部の主顧問としても、競技練習や大会の引率を通して子どもたちと関わることができました。
一人ひとりの個性や成長のスピードの違いに触れ、どうしたら子どもたち一人一人が輝き、学校生活を楽しんでくれるか考えながら過ごす毎日でした。

「〇〇ができるようになりたい!と、自分から目標を見つけた瞬間。」
「目標に向かって一生懸命に努力している姿。」
「できなかったことができるようになったとき。」

そんな一瞬一瞬の“成長の芽”に出会えることこそが、教育に携わる仕事の喜びだと思っています。

学校現場から塾へ──「もっと寄り添える場所」を求めて

小学校での教員生活を通して、子どもたちの成長に日々立ち会えることの喜びをたくさん感じてきました。一方で、学級担任という立場から離れると、どうしても子どもとの関わりが薄れてしまう場面もありました。
また、学校という集団の中では、どうしても全員に同じペースで指導を進めなければならない場面も多く、「この子にはもっと時間をかけて寄り添ってあげたい」「この子のペースでじっくり考えさせてあげたい」と感じることもありました。
そんな思いから、一人ひとりの個性やペースにもっと丁寧に向き合える環境として、私は塾という場を選びました。
ここでは、子どもたちの「わかった!」という瞬間に立ち会えるだけでなく、その背景にある努力や葛藤にもしっかりと寄り添うことができます。子どもたちの内側にある力を信じながら、より深く、より長く、共に歩んでいける──そんなサポートができる場所だと感じています。

指導だけでなく、“心の土台”を育てたい

教員免許は、小学校、中学校社会、高校地理歴史・公民の4種を取得しています。
特に社会科の授業では、知識の暗記だけではなく、子どもたちが「なぜ?」と自分の頭で考える時間を大切にしてきました。

私は、学ぶこと以上に、「学びを支える土台」を育てたいと考えています。

たとえば──
• 自分で考える習慣
• 感情を言葉にする力
• 誰かと感動を共有できる心

そうした“目に見えない力”こそが、子どもたちの未来を支えると信じています。

自分と向き合う時間が、子どもとの向き合い方を育てた

私は普段、筋トレが趣味です。
体を鍛えるというとストイックに聞こえるかもしれませんが、実は「自分と向き合う時間」として、とても大切にしています。

筋肉も、学力も、心も、すぐには育たないけれど、丁寧に向き合えば少しずつ変わっていく。
その過程が好きで、トレーニングも勉強も、そして教育も、どこか似ているなと感じています。

地元で、今度は「育てる側」として

私はこの地域で育ち、足利高校から東京学芸大学へ進学しました。
その中で、たくさんの先生や友人、地域の人たちに支えられてきました。

今度は自分が、この地域で育つ子どもたちの“伴走者”として、誰かの力になりたい。
その思いが、私をこの教室へと連れてきてくれました。

保護者の皆さまへメッセージ

子どもたちの成長には、日々の中での小さな感動や気づきが大切だと思っています。
そんな日々を、お子さまと一緒に、そして保護者の皆さまと一緒に、“チーム”として共有していけたらと願っています。

どうぞ、些細なことでも遠慮なくお声がけください。
これからよろしくお願いいたします。