地元佐野市出身のスタッフ2名を紹介します。

山根樹生(やまねみきお)

・元小学校教員(佐野・足利で5年間勤務。学年主任・理科主任など歴任)
・赤見中、佐野高校、埼玉大学教育学部卒
・小学校教諭免許、中学校教諭免許(理科)、高等学校教諭免許(理科)
・三姉妹の父

担当教科
小学生・・全教科
中学生・・数学・理科を中心に指導

自分で学べることの大切さを感じた過去

教師を目指して進学した埼玉大学教育学部卒業後、「教員になる前に視野を広げたい」と考え一般企業に就職。

観光や地域振興に関わり、年間50カ国4000人以上の外国人観光客・宿泊客の接客をしました。

たくさんの人と交流する中で多様な価値観を知ったことは、子どもたちの考えを理解し、個性を伸ばす指導に生かされています。

また、仕事をするにあたり、わからないことがたくさんあり、多くのことを自分で調べて学びました。

子どもの内は先生や友達、親が教えてくれますが大人になったら自分自身の力で学ばなければいけません。

教員を目指していた私は「子どもに自分自身で学べる力を身につけさせるのは、変化の激しい時代を生きるためにとても大切なこと。」と強く考えるようになりました。

教室の外で出会った「世界」と「人」

教員になる前には、岡山県でゲストハウス(旅人・バックパッカーなどが多く宿泊する宿)のスタッフとして働いていました。
国籍も文化も人種も宗教も違う旅人たちと語り合うなかで、価値観の違いに触れ、相手の考えを知ることやコミュニケーションの大切さを学びました。

また、大学時代には自転車で日本一周をしました。
トラブルもありましたが、地域の人との出会いに励まされ、人の温かさを実感した旅でした。

この経験が、「人に寄り添う」ことの原点になっていると思います。

学校外での学びの場

ゲストハウス退職後は教員として5年間勤務しました。
教員経験を重ねるにつれて分かりやすい授業をする力や指導力も身についてきました。

また、「学年主任を3年連続で務める」「クラスの成績向上が校内で一番のクラスになる(学力テスト)」など、キャリア的にも充実した教員生活を送らせていただいていました。

一方で、子どもたちや保護者様と良い関係を築けても、異動の度に関係が途切れてしまうことが残念で、子どもたちの成長を長期間サポートできる方法を考えていました。

その中で、塾などの学校外の学びの場に興味をもつようになりました。

そこで、「学校外で教育に関わり、継続的に子どもたちの成長をサポートしよう!」と考え、塾を開業しました。

子どもたちの背中を押す存在に

親として、塾の先生として、大切にしていることがあります。
「どんな子も、心から応援される経験をしてほしい」ということです。

基本は温かく、時には厳しく接しています。
本当に成長してほしいお子さんこそ、信頼関係を考えた上で、耳の痛い言葉も真剣に向き合って伝えます。

うまくいくことも、うまくいかないことも、子どもたちにとっては大切なプロセス。
だからこそ私は、一人ひとりの個性に寄り添いながら、伴走し、励まし、背中を押す存在でありたいと思っています。

保護者の皆さまへメッセージ

お子さまの学びや成長には、家庭と教室の両方からの応援が欠かせません。
私たちスタッフも、保護者の皆さまと一緒にお子さまを支えていけたらと思っています。

小さなことでも、ぜひお気軽におっしゃってください。

関野健太(せきのけんた)

・元小学校教員(佐野で6年間勤務。体育主任など歴任)
・城東中、足利高校、東京学芸大学卒
・小学校教諭免許、中学校教諭免許(社会)、高等学校教諭免許(地理歴史、公民)

担当教科
小学生・・全教科
中学生・・英語・国語・社会を中心に指導

みなさま、こんにちは。
スタッフの関野健太です。
生まれ育ったこの地で、子どもたちと再び関わることができることを心から嬉しく思っています。

このページでは、私のこれまでの歩みや教育への思いを、少し詳しく紹介させてください。
お子さまと保護者の皆さまに、少しでも安心していただけたら幸いです。

教育の道へ進んだ理由

振り返ると、私はこれまで本当に多くの良い先生に出会ってきました。
小学校から高校まで、どのステージでも、自分を見てくれ、支えてくれる先生がそばにいてくれました。

その先生たちに共通していたのは、知識を教えるだけでなく、一緒に笑ったり、悩んだり、感動を分かち合ってくれた伴走者のような存在だったということです。勉強や部活のことから、友人関係やキャリアのことまで、なんでも親身になって聞いてくれた先生たちのおかげで、間違いなく今の自分があると感じます。
「先生たちがしてくれたように、自分も子どもたちの伴走者になりたい」そんな気持ちが、私を教育の道へと導いてくれました。

教員として過ごした6年間 子どもと共に歩んだ日々

大学卒業後、小学校の教員として6年間働いてきました。
3年生から6年生まで、さまざまな学年の担任を経験することができました。また、体育主任として、陸上部・駅伝部の主顧問としても、競技練習や大会の引率を通して子どもたちと関わることができました。
一人一人の個性や成長のスピードの違いに触れ、どうしたら子どもたち一人一人が輝き、学校生活を楽しんでくれるか考えながら過ごす毎日でした。

「〇〇ができるようになりたい!と、自分から目標を見つけた瞬間。」
「目標に向かって一生懸命に努力している姿。」
「できなかったことができるようになったとき。」

そんな一瞬一瞬の成長の芽に出会えることこそが、教育に携わる仕事の喜びだと思っています。

学校現場から塾へ 「もっと寄り添える場所」を求めて

小学校での教員生活を通して、子どもたちの成長に日々立ち会えることの喜びをたくさん感じてきました。
一方で、学校という集団の中では、どうしても全員に同じペースで指導を進めなければならない場面も多く、「この子にはもっと時間をかけて寄り添ってあげたい」「この子のペースでじっくり考えさせてあげたい」と感じることもありました。
その中で気づいたことは、子ども自身が自ら学ぶ力を育むことが最も大切だということです。知識をただ教えるのではなく、「なぜそうなるのか」を大切にしながら答えを導く力が必要だと考えるようになりました。そうした考える力を育てるためには、一人一人の個性に合わせた丁寧なサポートが欠かせません。

そんな思いから、それぞれの得意や苦手を踏まえて最適な学び方を提案できる環境として、私は塾という場を選びました。

知識だけでなく、学びの土台を育てたい

教員免許は、小学校、中学校社会、高校地理歴史・公民の4種を取得しています。
特に社会科の授業では、知識の暗記だけではなく、子どもたちが「なぜ?」と自分の頭で考え、納得できるような授業を心掛けてきました。

私は、テストでの点数を取ること以上に、「学びを支える土台」を育てたいと考えています。

たとえば
• 自分で考えたことや学んだことを表現できる力
• 一人一人に合った学習方法や継続する習慣
• 学習を自分ごとと捉え、主体的に取り組む姿勢

そうした力や経験こそが、子どもたちの未来を支えると信じています。

地元で、今度は「育てる側」として

私はこの地域で育ち、足利高校から東京学芸大学へ進学しました。
その中で、たくさんの先生や友人、地域の人たちに支えられてきました。

今度は自分が、この地域で育つ子どもたちの伴走者として、頑張る子どもたちの力になりたい。
その思いで、私はこの教室で子どもたちの成長を後押ししたいと思っています。

保護者の皆さまへメッセージ

子どもたちの成長には、日々の中での小さな感動や気づきが大切だと思っています。
そんな日々を、お子さまと一緒に、そして保護者の皆さまと一緒に、チームとして共有していけたらと願っています。

どうぞ、些細なことでも遠慮なくお声がけください。
これからよろしくお願いいたします。